魂の道場との出会い

⭐魂の道場と出会うまで、そしてこれから：

子どもの頃から人と上手く関係を作れず、一人でいることが多かったです。

そんな、人から好かれたり必要とされたりしない自分のことを「だめ」だと思っていました。

何か「自分にはこれがある」と思えるような才能でもあれば救いがあるのにと思いましたが、何もありませんでした。

自分はこのまま誰からも顧みられることなく、ずーっと一人で生きていくしかないんだと、幸せとか喜びとか自分の人生には縁のないものなんだと思って生きてきました。

何もない自分で生きて行くには（平均寿命まで生きたとして）人生長すぎるなぁと思っていました。

それから自分に自信を持てるような、あわよくば人からも「すごい」と思われるような「何か」を探し続け、数々のやらかしを経て「魂の道場」に辿り着きます。

道場での学びは、ひな鳥が卵から孵る時のように、コツコツと自分の殻をたたき続けるのにも似ているかもしれません。

自分が本当は何を思いどう感じているのかに気づくこと。そしてそんな自分を認めること。こうでなければならないという決めつけから自由になること。そのようなことを道場のワークを通して体験してきました。

コツコツと、時に立ち止まり、時に迷いながらも学び続け、今ようやく自分の閉じこもっていた殻が開け、外の世界を眺められるようになってきました。

まだ卵のカラをくっつけたヒヨコのような自分ですが、これからどんな世界を見られるだろうと思うと、長く生きたとしても楽しいかもしれないと思い始めています。

先生から、魂の成長には時間かかるよ、ここがゴールというものはないよ、と聞いた時、はじめは「ええ～～っ」と思いました（笑）

早く結果を求めるパターン（心のクセのようなものです）から、いつまでたっても成長できていない、あの人と比べて自分は全然…などの焦りや不安を抱えながら「それでも」と続けてきた学びは、今確実に自分の力となっています。

ゆっくりと、少しずつ、でも確実に。

楽で自由で軽やかな心へと自分の中が変化してきていることを感じます。

もう外側に「何か」を求めなくていいと思えます。必要なものはすべて自分の中にありました。そして自分でそれを育てていけることを知りました。

これは誰もがそうなのです。

三日坊主ですぐ投げ出しがちな自分でも、この学びだけは続けてこられました。だから、できない、自分には無理、と決めつけないでほしいのです。自分の経験が誰かの一歩踏み出す勇気のひとかけらにでもなればと思い、ここで発信していくことにしました。

といって、肩肘のはったものではありません。どうぞ気楽な感じでお読みいただければと思います。