田舎のねずみ

つれづれ
06 /09 2023
気がつけばとっくに田植えの季節が終わっていました。
田んぼの様子から季節の変化を感じることが多いです。
岩手はそこかしこで田んぼが大きな存在感を放っていますので…笑
まだ苗がぽやぽやの今ぐらいの時期は、天気が良いと水鏡が空を映してとてもきれいです。
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こういう風景を見ている時、イソップ童話の『田舎のねずみと都会のねずみ』を思い出します。自分は田舎のねずみだなーと。都会のテンポにはついていけんのです。
田舎がなにもかも最高ってことでもありませんが、ほどほどに自分に合った土地で暮らせるのはありがたいことです。
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自分に集中

つれづれ
06 /06 2023
環境が変わり、ここ半月ほど忙しい日々を過ごしています。
初めのうちはとにかくどっと疲れました。新しい環境に身を置くのはちょっと緊張…というのもありましたが、それより「どっ」と疲れさせているのは、他人との比較でした。

自分だけできていないなー
恥をかきたくないなー
ダメダメな奴と思われたくないなー

そんな不安や焦りで自分を疲れさせていました。
自分以上の自分にはなれないのに…ちょっとでも良く見せようとパターンは頑張ります。
ああもう、そんな小細工もういいわ、とふいに思いました。

今の自分をそのままゆがみなく受け取っていきたい。
自分に集中、を選んでいきます。

立ち上がる

つれづれ
06 /05 2023
今日の夕方の空、どう見てもUFOて感じの巨大な円盤型の雲が浮かんでいました。その雲を見ていたら、むかーし観た『V』という海外SFドラマを思い出しました。
これねーめちゃくちゃ面白いんです。
1980年代の作品で、CGとかない時代なので特殊効果がいかにも「加工しました!」なのですが(そんな時代もありました…)そんなことはどうでも良いくらいに面白い。

ある日突然、空に巨大なUFOが現れ、恐れおののく地球人たち。宇宙船から現れたのは我々と同じヒトの姿をした異星人でした。ほいで、自分たちの技術をシェアして地球文明の発展に貢献したいのです…とか言ってて、いたって友好的に見えました。最初はね…
しかしそれは表向きの顔で、実際は地球の資源を根こそぎ取り尽くしちゃる!という侵略者たちでした。真実を知った一部の地球人たちは侵略を阻止すべく、レジスタンスとして立ち上がります・・・というお話。

このレジスタンスがかっこいいのです。宇宙船で異星にやって来るような、圧倒的力の差がある相手に対してあきらめない。あの手この手ですべてを尽くして抵抗します。
子どものころは物語の展開にただハラハラドキドキするだけでしたが、大人になって観てみると、リーダーの重圧とか、それぞれの葛藤とか、そういう人間ドラマに目がいきます。
そして、レジスタンスに加わっていない市井の人々の中にもひそかに抵抗している人たちがいます。恐怖に屈せず矜持を持ち続ける人々の姿に、心を打たれるのでした。
時々見返したくなる作品ですが、近場のレンタル店からは消えてしまいました…。またいつかどこかで観られると良いなぁ。その時はまた違った感動があるかもしれません。

お裁縫

つれづれ
05 /24 2023
今年中に引っ越しをしたいと思っていまして、持ち物を減らすべくじわじわと断捨離を進めています。

その過程で、これまでずぅーーーっと処分しようか迷っていた手芸関係のストックをいよいよどうにかしようと思いました。
いつか作ろうと思って買った布や毛糸やボタンやかわいくて捨てられない端切れなどなど。このまま死蔵しておいてもしょうがないのにーと思いつつ持ち続けてきました。

でもでもどうしても捨てる気になれない。では、ちゃんと使おうと思いました。
手始めに一番大きい布でルームパンツを作りました。お家で使う物なので、かなりアバウトに作りました(笑)型紙も作らず、裁断もだいたいで、しつけもかけずにばばーっと縫ったら2日ほどで完成しました。何年も「この布どうにかしなくちゃ…」と思っていたあの時間は一体、という感じです。

出来上がってみると、この生地やっぱりいいなぁと思います。平面で一枚の布として見るよりも、服として立体になっている方が、なんかいい。同じ布なのですが、命を吹き込まれたような感じで、シミジミ良い。
どうしても捨てられなかったのは自分の好みにぴったり合致した物だったからなんだなーと改めて思いつつ、作ってよかった、この布を生かしてあげられてよかったと思いました。

ねこのはなし

つれづれ
05 /21 2023
こんな話があるそうです。
”猫が自分の名前を「かわいい」だと思っている説”

天国に旅立った猫ちゃん達は、受付で自分の名前を聞かれた時に、その多くが「かわいい」と答えるもよう・・・マイネームイズカワイイ。
毎日かわいいかわいい言われまくって、自分の名前を「かわいい」だと思っている猫ちゃんがたくさんいるらしい、というお話。

ええ話や😊

ヒトの場合は毎年人気の名前ランキングなんてのがありますが、猫界では「かわいい」ちゃんが永年首位独走って感じですね。
猫たちには、かわいいの本来の意味を知って欲しいような、かわいらしい誤解をそのままにしておきたいような。なにはともあれ、猫はかわいいというお話でした。

新たな関わり

つれづれ
05 /20 2023
あるパターンへの語りかけを続けています。
自分の中に大きく根を張っている強いパターンです。

パターンが騒ぐ時もそうでない時も、毎日はできないこともあるけれど、語りかけをしています。パターンが騒がない時でも、語りかけをすると同じように涙が出る。存在を主張してこなくても確かにそこにいることを感じます。

これまでの語りかけは「聞いてよー!」と言ってきたパターンに応える形でした。騒いでいないパターンへの語りかけは、逆にこちらからパターンへ働きかける感じで、これまではしてこなかったやり方です。
パターンとの新たな関わり方をこのパターンに教えてもらっている感じがします。

更新

つれづれ
05 /18 2023
運転免許証の更新に行ってきました。
車を持たなければ大分出費が抑えられるのですが、岩手は車社会です。無きゃ無いでま~どうにかなるとは思いますが、まだこの便利さは手放せずにいます。
私はゴールド免許なので(えっへん)5年振りの更新でした。更新のご案内に午後の方がすいてますよ、とありましたので素直に午後の部に出頭。待ち時間も少なくサクッと手続きは終了しました。

手続きの際に知ったのですが、70歳以上の方は別途高齢者講習というのがあるのですね。まだ先の話ですが、いつかは自分もそうなるのね、場合によっては自主返納も検討だな…と考えたところから、思考はスポーツ選手の引退に及びます。

スポーツに限らずですが、素人目には「ええっ!まだまだ全然やれるのに…!」と思うほど引き際が鮮やかな方がいます。多分そういう人たちは、過去ではなく今を見ている。他人ではなく自分を見ている。と思うのです。
今の自分を見極めることはそれほど難しくない。その今の自分をそのまま受け入れることの方が時として難しいように思います。
いや、まだいけるんじゃないか?とか言ってるのは自分の中の誰なのか?ということですね(笑)。
ともかく、免許のあるうちは安全運転!と気持ちを新たにしたことでした。

・・・ここからど~でも良い話・・・
今どきの免許証の良い所はずばり写真です。昔はほぼもれなく犯罪者風でしたが、技術の向上によりちゃんと一般人に見える写真になりました。証明書の提示を求められるシーンでもあまり抵抗なく見せられるようになった…と自分は感じています。
とはいえ、5年振りの写真…自分ではあまり変わっていないつもりでも、ちゃんと年はとっているなぁとも感じました。ま、いいんですけど…

概念を壊す

つれづれ
05 /17 2023
4月のセミナーでは、文章を普段とは違う方法で読んでみるというワークをしました。大まかにいうと、出来事を追っていくのではなく、文章全体をイメージとして捉えるような感じです。

同じ方法で、セミナーの時に取った自分のノートを読み返してみました。
そうすると、
「概念を壊す」
「価値観の改革」
という言葉が自分の中に浮かんできました。

ついでに、セミナーの時に話が出た「泥団子」のことも思い出しました(笑)土と水だけで作られているのに鉄球のようにつやつやぴかぴかになる不思議。あれも一つの芸術だよねーなんてお話になりました。調べたら十年間保存されていた泥団子などもあるようです。スゴー

私達が自分の中に作り上げてきた概念や価値観も泥団子のようなものかもしれないと思いました。練りに練って磨きをかけてカッチリと形づくったもの。これカンペキと思っていたり、大事に取っておきたいものだったり、壊すなんてもったいないし、新しく作るのは面倒だし、次はこんなに上手く作れないかもだし…なものかもしれません。

そのきっちり固められた球を小さいハンマーかなんかでコツコツ叩いてヒビを入れていき、少しずつ取り崩していく。私の中に浮かんだ概念を壊すとは、そんなイメージです。
執着だけで握りしめていたものを潔く手放し、新たなものを構築していく。
年と共に似合う服が変わるように、心の在り方も今の自分に合うものは変わっていきます。
いつだって今の自分にふさわしいものを選んでいきたい。

仏たち展2

つれづれ
05 /09 2023
展示の中に、右衛門四良(えもんしろう)という大工さんが造った像をまとめたセクションがありました。
どの像も朴訥としたシンプルな造形の佇まいです。大工でありながら芸術性を求めることを自らに禁じているよう、と解説にはありました。(正確な表現は忘れてしまったのですが、そのような趣旨のことが言われていました。)

確かにねぇ…大工さんだったらいくらでも凝り凝りな細かい装飾なども入れたりできそうですが。なんとなく「そこじゃないんだよなぁ」という心持ちだったのではと推察します。純粋に人々のために作りたかった、そこに自己顕示的な物が入り込んではいけないという思いがあったのではと想像しました。

展示品の中で、黒く煤けている像は民家の神棚に祀られていたものだそうです。あぁ昔は囲炉裏があったから…長い間、そこから人々を見守っていたのでしょう。
民間仏の場合、作者の分かるものがこれほど多く残っていることは珍しいそうです。多くの人に大事にされてきたんだなぁ、そうさせる何かがあったんだなぁと思います。
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ポストカードの方が右衛門四良作の仏像たちです。
ここにも映っているのですが、垂直じゃなく斜めってる像がいくつかあるのですよ。
始めからなのか経年によるものか…それらの像が特にいいなぁと思いました。ありのままでイイじゃないと思うです。

仏たち展

つれづれ
05 /08 2023
県立美術館の「みちのく いとしい仏たち」展に行ってきました。
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ゆるかわなポスターに惹かれまして…
いわゆる仏師ではない人たちによって造られた「民間仏」を集めた展示です。

それぞれの像は素朴な味わい深さがあり、神仏が身近に感じられます。遥か遠くの偉大な存在というより、いつもそばで見守っているよという親しみが伝わってくるような気がしました。
展示にはヒト型のものだけではなく、馬や山犬(狼)の像もありました。お馬さんのぽってり感がかわいい…山犬の番犬チックな頼もしさがかわいい…。KAWAIIは普遍であることよなぁと思いました。お馬さんの方の説明文には、数ある像の中からこちらを選んだのは「なんといっても馬のかわいさ」であると明言されておりました(笑)

そんな感じで、それぞれの展示品の説明や、各セクション毎の案内文なども興味深かったです。クスッと笑うものあり、じーんと胸に沁みるものあり…企画した方々の愛とか思い入れとかが感じられるような展示でした。続く。

hotorinobi7

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